世界初の医療機器や再生医療製品を迅速に審査する「先駆け審査指定制度」
厚生労働省は、極めて高い効果が見込める世界初の医療機器や再生医療製品を迅速に審査する「先駆け審査指定制度」の対象に5製品を指定した。 ウイルスで悪性脳腫瘍を治療したり、骨髄の細胞を使い傷ついた脊髄の機能を回復させたりする製品で、早ければ1~3年後に承認される見通し。 同制度では、斬新な作用で重い症状の患者を救える可能性がある日本で臨床試験(治験)中の医療機器などについて、審査機関が治験の方法について相談にのったり、審査期間を通常の半分の6か月に縮めたりするなどして、早期の承認を後押しする。